プチ鬱・プチうつ、うつ病とどのような違いがあるのでしょうか?
プチ鬱・プチうつとは、大きな悩みや失敗の際にも、よく起き得ることかもしれません
プチうつ・プチ鬱とは、朝だけ、夕方だけ、一人でいるときだけに抑うつや憂鬱な気持ちが起きて、次第に回復する状態を指します。
大きな失敗や悩み等を抱えた時にも、そのような強い落ち込みが1日の中に出現することは実はよく起き得ることなのでしょうか?
また人間関係での悩み等、なかなかすぐに答えや解決策のないトラブルも、社会生活を送る上では直面することも非常に多いと思います。
プチ鬱・プチうつと、うつ病の違いとは
もし、プチ鬱・プチうつの様な状況の中で、仕事に行けない、家事ができない、睡眠や食事に変化がある、自己否定的な考えが継続するなど、影響も出現し始めていたら、それはうつ病のサインかもしれません。
もちろん、抑うつや憂鬱な気持ちが1日中ずっと続くこともうつ病とプチうつ・プチ鬱との違いにはなりますが、実のところ、抑うつ状態や落ち込みというのは、最初は気が付かず、だんだんと継続してしまうこともあるため、外出ができない・仕事や家事ができないなどの生活面の違いに注目してみることは、うつ病の可能性をチェックする上でも、とても重要なポイントかと思います。
プチ鬱・プチうつ、かもと心配な時には
バランスの取れた食事を心がけてみる
バランスの取れた食事は、感情面へのコントロールにも影響を及ぼします。
もちろん、朝食をとるなどの規則正しい食事や生活は体のリズムづくりの上でも大切です。
身体を動かしてみたり、軽い運動をしてみる
軽い運動やウォーキングなどで、外の空気を吸ったり、気温や外の景色に注目してみるなど、気分を紛らわせたりリフレッシュにも役立ちます。
また体を動かすことで、適度な疲労や代謝を上げることにより、睡眠や食事のリズムもぐっと整いやすくなるからです。
しかし、外出できない、仕事ができない・家事ができない、食事や睡眠に影響が出現している場合には無理は禁物です。その場合には抑うつ状態やうつ状態である可能性が高く、無理な外出は余計にメンタルの不調を招いてしまうこともありますので、心療内科・メンタルクリニック・精神科などへご相談されてみることをお勧めいたします。