クリニックブログ

2020.08.042024.04.01

パニック障害と全般性不安障害の違いとは

パニック障害と全般性不安障害の違いとは

パニック障害とは

パニック障害は、緊張や激しい恐怖の高まりが数分以内でピークに達する、パニック発作と呼ばれる予期しない身体・精神面の発作が繰り返し起きてしまう事です。

パニック発作について

パニック発作とは、基準が作成されており、①動悸や②発汗、③震えや④息切れ、⑤窒息感、⑥胸痛・胸部の不快感、⑦吐き気や腹部の不快感、⑧めまい・失神感、⑨寒気・熱感、⑩異常感覚、⑪現実感消失、⑫抑制力を失う・発狂してしまうかもしれない恐怖、⑬死への恐怖の症状が、数分以内でピークに達し、上記の13の症状のうち4つ以上の症状が該当することを指しております。

また、そのようなパニック発作の結果、心配や懸念が継続してしまったりするか、そのようなパニック発作が生じやすい場面を避けて生活するなどの行動が1か月以上継続してしまう事がパニック障害の特徴です。

パニック障害や全般性不安障害に関する治療なら心療内科,精神科,メンタルクリニックのひだまりこころクリニック栄院へ

全般性不安障害とは

全般性不安障害では、日々のあらゆる出来事に対して過剰は心配と不安が、不釣り合いな程継続してしまい、少なくとも6か月以上、不安や心配な気持ちが起こる日の方が多く続くことが特徴です。

また、その心配を自分でコントロールができず、心配や不安が生じている時には、①落ち着きのなさ、緊張感や神経のたかぶり、②疲労のしやすさ、③集中困難、心が空虚になる感じ、④易怒性、⑤筋肉の緊張、⑥睡眠障害等の症状のうち、3つを伴っていることが全般性不安障害では重要です。

心療内科メンタルクリニックのひだまりこころクリニック栄院が全般性不安障害について解説しております

【パニック発作様症状】パニック障害と全般性不安障害かどうかで困るときとは

実は全般性不安障害の患者様は、不釣り合いな不安や恐怖から、パニック発作の基準に該当する身体・精神症状を呈してしまう事も実は少なくないのです。

パニック障害も全般性不安障害も、不安や恐怖の不釣り合いさから出現する、身体・精神症状の特徴的な表出が重要ではありますが、パニック障害と全般性不安障害の違いとしては、不安や恐怖が、数分内ににピークに達するというパニック障害と異なり、全般性不安障害は不安や恐怖が長時間継続して、次第に消失するというという特徴があります。

不安や恐怖は、特に私たちの身体面・精神面に大きく影響をし、不安障害だけではなく、うつ病双極性障害などの気分障害の疾患に関連していることも多いです。

もちろん、パニック障害全般性不安障害を合併している場合もありますので、自己判断なさらず心療内科やメンタルクリニック・精神科までご相談いただけましたらと思います。

名古屋市栄のひだまりこころクリニック栄院

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野村紀夫 監修
医療法人 山陽会 ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業
保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など
所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など