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2022.04.122024.04.01

パニック障害とうつ病との関係について

パニック障害とうつ病の関係について

パニック障害うつ病は合併をしやすいと言われています。また、うつ病だけではなく不安症などの精神疾患を含めると、パニック障害の9割の人に何らかの精神疾患の合併が認められるのです。

特に併発頻度の高い、パニック障害とうつ病について、ここでは解説を行っております。

パニック障害にかかる前に3割の人がうつ病を呈していた

パニック障害が発症する「前」に、実に3割程度の人がうつ病も発症していたことが言われています。

パニック障害の後に6割の人がうつ病を発症するとも

また、パニック障害に発症したのちにうつ病を合併する方はパニック障害の6割程度いると考えられています。

パニック障害が与える恐怖や不安症状は、死を強く意識させるほど不快な症状なのです

パニック障害の身体反応や心理面の急峻な変化は、死を強く意識させるほど大変不快な症状です。そのため、また起きたらどうしよう・怖い不安といった感情と、普段の日常生活の行動がきかっけになってその発作が出てしまうかもしれないという結びつきがだんだんと強くなってしまいます。

パニック障害の強い不安や恐怖症状が、自己の自信を低下させたり、萎縮や外出がおっくうになるなどの影響が出てしまうといった、連鎖が関係してうつ病はもちろんの事、精神疾患も併発しやすいと考えられます。

パニック障害では合併症の精神疾患も考慮した治療が大切です

パニック障害では、薬物療法や精神療法などのパニック発作のコントロールを行いながら、治療を行います。

パニック障害はうつ病などの精神疾患の合併も多いため、パニック発作やパニック障害のコントロールだけではなく、併発している精神疾患も含めた治療も大変重要なのです。

【パニック障害】外出などを控えて発作をコントロールしてしまうことも

また、パニック障害は外出せず家で過ごしていると比較的発作が出にくいために、家で我慢してしまうなど生活を変化させて症状をコントロールしてしまうこともあるかもしれません。ですが、自宅にいる・ある状況下では発作が出ないからと無理に過ごしてしまうことで抑うつ気分の悪化や社会生活の制限などの懸念も高まってしまいます。

パニック障害・パニック症かもとお悩みの方は、心療内科・精神科・メンタルクリニックなどの医療機関へご相談くださいませ。ひだまりこころクリニック栄院は名古屋市栄の心療内科・精神科・メンタルクリニックです。

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